Appのバックグラウンド更新とは?
iPhoneでは、使用中のアプリから別のアプリに切り替えると使用していないアプリは一時停止状態になります。
そういった使用中でも起動中でもない状態でアップデートや新しいコンテンツがないか確認するのが「Appのバックグラウンド更新」という機能です。
例えばナビアプリなどで「Appのバックグラウンド更新」を有効にしていた場合は、ミュージックアプリで音楽を聞いている最中でも地図情報や位置情報を更新し続ける事で、ナビアプリに戻った際にすぐに現在地の地図と位置情報が表示されるようになります。
「バックグラウンド更新」を有効・無効にする方法
バックグラウンド更新を有効・無効にする方法は設定アプリから行います。
※一部、iPhoneXの画像も使っています。
1.『設定アプリ』を起動する
↓
2.『一般』をタップする
↓
3.『Appのバックグラウンド更新』をタップする
↓
4.『Appのバックグラウンド更新』を有効・無効に設定することが可能なアプリの一覧が表示されますので、各アプリで設定を切り替えて下さい。
※画像はすべてオンになっている状態
ちなみに、『Appのバックグラウンド更新』をタップし『オフ』にチェックマークを入れると、すべてのアプリで更新が無効になります。
また、『Wi-Fiとモバイルデータ通信』を選択すれば、通信できる状態では常にバックグラウンド更新が有効な状態です。
データ通信節約について
バックグラウンド更新を有効にした状態でモバイルデータ通信量を節約する方法として、Wi-Fi接続時のみにバックグラウンド更新を行う方法があります。
1.『設定アプリ』→『一般』→『Appのバックグラウンド更新』と進み、『Wi-Fi』をタップして選択する
最後に
『Appのバックグラウンド更新』は、ひとつのアプリを操作しながらも、別のアプリでは必要な情報を取得し続ける事で立ち上げた際にはすぐに必要な情報にアクセスすることを可能にします。
これを使えば複数のアプリを同時に使用中にも、コンテンツを更新するためにその都度切り替えたりする必要がないなど、より便利に使用することが可能になります。
しかし、アプリによっては大きなデータをダウンロードしますので、モバイルデータ通信時にはオフにする(Wi-Fiのみに設定する)、アプリごとにオン・オフを選択するなど使用状況にあわせて設定するのがおすすめです。
また、モバイルデータ通信を行うことでバッテリーも消費しますので、その面からも『Appのバックグラウンド更新』は必要なアプリのみにしてバッテリー消費を抑えることも可能です。