アイフォンでは左サイドに付いているスイッチ1つで簡単にマナーモードに切り替えることができるので非常に便利です。
しかし切り替えボタンが壊れてマナーモードに出来ないと悩んでいる方も多いようです。
残念ながら今現在のアイフォンの仕様では、サイドに付いている音量ボタンの”−”を使っても小さな音にできても”消音”にはできません。
授業中や会議中では、小さくても着信音が鳴っては困りますよね。
じつはアクセシビリティの機能の1つ”AssistiveTouch”を使えば、切り替えボタンがなくても専用のメニュー画面から”消音”に設定できます。
ここでは機内モードやおやすみモードで代用する方法も含めて説明していきます。
※どの方法を使う場合でも、振動すらしてほしくないという方は”バイブレーション”をオフにしておきましょう。
『設定』→『サウンド』とタップ。
バイブレーションの項目の”着信音なし”をオフ。
この記事の目次
おやすみモードを使う
おやすみモードのオン・オフの切換えは、コントロールパネルから行ないます。
画面の下端から上方向にスワイプする。
コントロールパネルの右から2番目の”三日月”アイコンをタップ。
アイコンが白丸になれば、おやすみモードがオンになっています。
ただこれでは設定が不十分なので、あらかじめ各種設定をしておきましょう。
『設定』→『おやすみモード』を順にタップし、設定画面を開く。
- 今すぐオン/オフ・・・オン
- 時間設定・・・オフ
- 着信を許可・・・誰も許可しない
- 繰り返しの着信・・・オフ
- 通知・・・常に知らせない
これで着信音が鳴ることはありません。
おやすみモード中のアイフォンに電話を掛けてきた相手には、「プー、プー」と話し中の音が鳴ります。
おやすみモード中に入ったメールの通知などその他の挙動に関しては、こちらで詳しく説明していますので参考にしてください。
機内モードを使う
機内モードのオン・オフもコントロールパネルから簡単に切換えられます。
画面の下端から上方向にスワイプする。
コントロールパネルの左端の”飛行機”アイコンをタップ。
アイコンが白丸になれば、機内モードがオンになっています。
機内モード中のアイフォンに電話を掛けてきた相手には、「電源が入っていないか電波の届かない.......」というアナウンスが流れます。
機内モードをオンにした後にwi-fiをオンにしない限りメール受信の通知音が鳴ることもありません。
その他の詳しい挙動に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
アクセシビリティを使う
まずはいつでもメニュー画面を呼び出せるように設定しておきましょう。
『設定』→『一般』→『アクセシビリティ』→『Assistive Touch』とタップ。
『Assistive Touch』をオンにする。
『戻る』をタップして、今度は『ショートカット』をタップ。
一番下にある『Assistive Touch』をタップしてチェックマークを入れる。
これであらかじめ行なっておく設定は完了。
消音にしたいときに”ホームボタン”をトリプルタップ(素早く3回押し)しましょう。
画面上に現れた灰色のアイコンをタップするとメニュー画面が表示される。
そして『デバイス』→『消音』をタップすると、マナーモードになります。
解除する時も同じ手順で”消音”ボタンをタップしてください。
再度、トリプルタップすれば灰色のアイコンは消えるので、普段は邪魔になることはありません。
最後に
アクセシビリティを使う方法は、マナーボタンを切換えたときと全く同じでメール受信時にも音は鳴らないのでオススメ。
授業中などにはこの方法を使うか、もしくは電源を切ってしまうのが安心です。