「iPhoneバッテリーが急に減る」
「バッテリーがすぐなくなる」
iPhoneのバッテリー性能は上がっているのにも関わらず便利な新機能もどんどん増えているため、すべてを有効にするとバッテリーの消費が激しいというのが現実です。
バッテリーを長持ちさせるための節約設定や、どういう使い方をするとバッテリーの減りが早いのかを分かりやすくまとめてみました。
バッテリー消費を抑えるために見直すべき項目!
見直すべき設定項目は次のとおりです。
- Wi-Fi設定
- Bluetooth機能の設定
- 画面の明るさを調節
- 位置情報サービス
- データ取得方法
- 通知センターの設定
- キャリア設定
- 視差効果
- アプリのバックグランド更新
- AirDrop設定
- iCloud設定
- 自動ロック設定
- 自動ダウンロード設定
- バイブ機能
- 機内モード
- ソフトウェアのアップデート
分かりやすい各項目の設定方法!
では、1つずつ簡単な説明とともに設定の方法を見ていきましょう!
※各項目をタップすると、詳細が表示されます。
- Wi-Fiをオフにする
無線LAN接続設定です。使用しないときはオフにしましょう。
コントロールセンターからオフに出来ます。
- Bluetooth機能をオフにする
Bluetooth搭載の周辺機器(イヤホン・キーボードなど)と接続するための設定です。
コントロールセンターからオフに出来ます。
- 画面の明るさを調節する
コントロールパネルのスライダーを左にスライドして明るさを落とす。
- 位置情報サービスをオフにする
位置情報サービスそのものをオフにすると「iPhoneを探す」機能も使用できないため、
「設定アプリ」→「プライバシー」→「位置情報サービス」の順にタップし、アプリ一覧の中から位置情報サービスを使う必要がないアプリを「オフ」にしておこう。
ちなみに位置情報サービスに関しては、こちらの記事も参考に!
- データの取得を変更する
「設定アプリ」→「メール/連絡先/カレンダー」→「データの取得方法」の順のタップし、「プッシュ」をオフにする。
「プッシュ」をオフにした場合「フェッチ」になるが、なるべく取得頻度を下げると(さらには手動に切替えると)バッテリー消費を抑えられる。
「プッシュ」・・・
リアルタイムで新規データを受信する。「フェッチ」・・・
設定したスケジュールでデータ受信する。- 通知センターの表示をオフにする
「設定アプリ」→「通知センター」の順にタップし、通知機能を使用しないアプリをタップして以下の設定をする。
- 通知スタイル・・・「なし」
- Appアイコンバッジ表示・・・「オフ」
- 通知音・・・「なし」
- キャリア設定を変更する
「設定アプリ」→「キャリア」をタップし「自動」をオフにしてしばらくすると、「検索中」の表示がキャリアを選択できるようになります。契約しているキャリアを選択してください。
- 視差効果を減らす
「設定アプリ」→「一般」→「アクセシビリティ」→「視差効果を減らす」をタップ後、「オン」にする。
- アプリのバックグランド更新をオフにする
「設定アプリ」→「一般」→「Appのバックグランド更新」をタップ後、「オフ」にする。
- AirDropをオフにする
コントロールセンターの「AirDrop」をタップし、「オフ」にする。「AirDrop」・・・
Wi-FiやBluetoothを使って近くにあるiPhoneやiPadなどにファイルを送受信できる機能。
- iCoudで必要ないものをオフにする
iCloudはそのままだとデータを自動同期するため、各項目のうち必要ないものはオフに。
- 自動ロック機能をオンにする
画面の表示されないスリープモードのほうがバッテリー消費を減らすことが出来ます。「設定アプリ」→「一般」→「自動ロック」から、ロックされる時間をなるべく短く設定しよう。
自動ロックの設定をしていても、出来るだけスリープボタンでスリープ状態にするほうがもちろんバッテリー消費を減らせる。
- 自動ダウンロード機能をオフにする
同じAppleIDが設定されている端末でApp Storeにアクセスし、アプリなどを購入したときiPhoneに自動ダウンロードする機能です。「設定アプリ」→「iTunes&App Store」から自動ダウンロードの項目にある「ミュージック」「App」をオフにする。
- バイブ機能をオフにする
バイブ機能って結構バッテリーを消費するんですよね。
着信音ありの項目だけでも、必要なければオフにしておきましょう。
「設定アプリ」→「サウンド」からバイブレーションの項目にある「着信音あり」「着信音なし」両方をオフにする。
- 機内モードを使う
コントロールセンターからオンに出来ます。
電波の弱い場所やエリア外などでは消費電力が増えることがあるため、通信や通話を行う必要がないときはマメに「機内モード」をオンにしましょう。
「機内モード」・・・
オンにすることで音声・データ通信・無線LAN・Bluetooth・GPSによる無線通信を一括で使用できなくします。- 最新ソフトウェアにアップデートする
「設定アプリ」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」をタップし、更新できるバージョンがある場合「ダウンロードしてインストール」をタップ、続いて「インストール」をタップする。
セキュリティのためにも、常に最新バージョンにアップデートしておきましょう。
お疲れ様でした。
迷うことなく設定完了しましたか?
これである程度は消費電力を抑えることができるはずです。
バッテリーの減りが早い操作は?
余談ですが、どんな操作をしているときに消費電力が大きいんでしょうか?
まず特に大きいのが「LED懐中電灯」で続いて「GPSナビ」。
その次に「写真撮影」「3Dゲームのプレイ」「FaceTime」。
そして「通話」「インターネット閲覧」「YouTubeの再生」「2Dゲームのプレイ」と続きます。
※アプリ「Battery Doctor」を参考にしています。
意外にも普通にインターネット閲覧中と
YouTubeでの動画再生で変わらないんですね。
ちなみに”データ通信量”は変わるので注意してください。
いざという時のためにモバイルバッテリーを持っていると安心ですよ。
また自分でバッテリーを交換するキットも販売されており業者に依頼する料金の約半分で済みますので、バッテリーの限界を感じた方は試してみてはどうでしょうか。