インターネットに接続していないパソコンでもアイフォンの”インターネット共有”の設定をすれば、iPhoneの通信回線経由でネットを楽しむことが出来ます。
いわゆる”テザリング”という便利な機能ですが、初めて使う方にとっては少し難しいイメージがあるようです。
しかしテザリング設定はとても簡単にできますので利用してみましょう。
今回の説明では、macを使用します。
※テザリングを使用するには、auとSoftBankの場合 基本利用料が必要です。
ご契約のプランによりますが、500円/月ほどかかります。
各電話会社のページで確認して下さい。
なお、これはあくまでも基本利用料であって1ヶ月の通信量が7GBを超えると追加料金がかかりますので注意してください。
テザリング設定手順
iPhone側の設定
『設定アプリ』→『インターネット共有』をタップし、『インターネット共有』をオン。
※このときiPhoneがwi-fiに接続していない場合はダイアログが表示されますので、”wi-fiとBluetoothをオンにする”をタップ。
2枚目の画像『”wi-fi”のパスワード』の項目は、この後接続する機器側でiPhoneを認証するために入力するパスワードですので、自分が覚えやすいものに変更しておきましょう。
・・・iPhoneでの設定は以上です。
パソコン側の設定
メニューバーのwi-fiアイコンをクリックすると、そのパソコン付近に存在するネットワークの一覧が表示されます。
その中にある”iPhone”をクリックします。
すると”WPA2パスワードが必要”というダイアログが現れるので先ほどiPhoneの画面で設定したパスワードを入力します。
下図のようになれば接続完了です。
そのときに下の画像のように”接続がタイムアウトになりました”と表示された場合は、時間を置いてからもう一度試してください。
下の画像のように”iPhone”と出ている右側に”LTE”と表示されることがあります。
この場合は選択しても、”iPhoneでインターネット共有を有効にできませんでした”とダイアログが出てテザリング出来ません。
※じつは”iOS8”になり追加された機能で、iPhoneで共有の設定をしなくてもmacで認識できるというもの。
しかし現在は安定していないようで、逆にテザリング設定の邪魔をしてしまうことがあるようです。
対処法は・・・
1.一旦iPhoneの”インターネット共有”をオフにする。
2.ホーム画面を上にスワイプして表示されるコントロールセンターでwi-fiをオンにしたままBluetoothをオフにする。
3.再度”インターネット共有”をオンにする。
4.その状態でパソコンのwi-fiアイコンをクリックして確認して下さい。
”LTE”の表示が消えていれば大丈夫です。
クリックしてパスワードを入力すれば接続できると思います。
USBを使った接続
wi-fi機能のないパソコンであったりwi-fiの設定が面倒だという方は、ケーブルを使ってiPhoneとパソコンを物理的に繋ぐ”USB接続”がオススメです。
iPhone側で”インターネット共有”をオン。
アイフォンに付属しているケーブルでパソコンと繋ぐ。
それだけでパソコンがアイフォンを認識して使うことができます。
※作業が終わったら忘れずに共有設定をオフにしましょう。