カレンダーアプリの「出席依頼」とは?
iPhoneでスケジュール管理する際に使用する『出席依頼』というのは、ユーザー間で予定を共有する機能です。
予定を作成する際に、会議の出席者など共有したい方に出席依頼を送信しておけば、参加の可否を出席者ごとに確認できます。
また、『出席依頼』を受け取った側もその際に『出席』を選択すれば自動的にその予定が予定表に登録されます。
出席依頼の設定手順
出席依頼を使用するように設定するには、iCloudのカレンダーをオンにしてから、予定表作成画面で出席依頼を送信します。
1.『設定アプリ』→『Apple ID』→『iCloud』に進む。
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2.iCloudの設定画面で『カレンダー』のスライドスイッチをオンにする。
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3.次に、『カレンダー』アプリにて右上の『+』をタップして予定の追加画面を表示する。
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4.予定の件名や場所(待ち合わせ場所や会議室名など)を入力する。
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5.開始日時と終了日時を入力する。
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6.『カレンダー』をタップし、ICLOUDカレンダーのどのカレンダーに登録するか選択する。
例えば、プライベートと仕事でカレンダーを使い分けることなどが考えられます。
※ここで右上の『追加』をタップすれば、出席依頼(共有)のない通常の予定の追加になります。
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7.出席依頼を行う場合は次に『予定出席者』をタップする。
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8.『連絡先』が立ち上がるので出席を依頼する相手を選択する。
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9.依頼する相手を追加する場合は更に『+』をタップして同じように追加する。
全て追加したら右上の『完了』をタップする。
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10.出席依頼を送信する『予定出席者』が表示される。間違いがなければ『新規イベント』をタップして予定の作成画面に戻る。
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11.カレンダーに追加する『新規イベント』の件名、開始日時と終了日時、追加するICLOUDカレンダー、出席依頼を送信する予定出席者の人数が表示されている。
間違いがなければ右上の『追加』をタップする。
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12.新規イベントが追加され、予定出席者にはイベントの詳細と出席依頼が送信された。
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13.依頼を受けた側は、カレンダーに『出席依頼』が表示される。タップすると詳細が表示される。
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14.『イベントの詳細』を確認し、出席、仮承諾、欠席のいずれかをタップして返答する。
例えば、一時間遅らせてもらえば出席可能、などという場合は『新しい時間を提案』をタップして『その時間帯に変更できれば出席』、『その時間帯に変更できれば恐らく出席可能(仮承諾)』などの返信も可能です。
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15.最終的に予定があわず、出席依頼が取り消された場合はメールで通知が届くので、このメールを開いて『カレンダーから削除』をタップすると登録された予定も削除されます。
カレンダーアプリの「終日」とは?
『カレンダー』アプリにて右上の『+』をタップして予定を追加する際に、決まった日時の範囲ではなく一日単位でたてる予定が『終日(の予定)』です。
例えば、1月13日から14日は両日とも一日中、大掃除を行う、といったような予定を立てる際に使ったりします。
終日の予定については出席依頼を受けた側も、その日は終日予定を確保しておく必要がありますので、不意にある時間帯だけ予定を入れてしまったというような事を防ぐ効果もあります。
終日の予定を追加する手順
終日の予定を追加する際にもカレンダーアプリの予定の追加から行います。
1.予定の件名や場所(待ち合わせ場所や会議室名など)を入力する。
開始と終了の日時を選択する場面では、『終日』のスライドスイッチをオンにし、開始日と終了日のみ選択する(時間は選択できない)
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2.出席依頼などは予定の追加と同様に行い、追加すると開始日時と終了日時ではなく、デイリーカレンダー画面の上部の『終日』の場所に予定が表示されます。
これをタップすれば、『イベントの詳細』と予定出席者の出欠確認が可能な点は同様です。
出席依頼に対する返答を確認するには?
予定及び終日の予定に対する出欠依頼もカレンダー画面で確認することが可能です。
イベントの詳細をタップし、予定出席者名の左側のマークを確認します。
まだ未返答の場合は『?』マークが表示されています。
出席依頼を行ったユーザーが『出席』を選択すると『✔』の緑色のアイコンに変化します。
欠席の場合は『×』の赤いアイコンに変化します。
最後に
出席依頼を活用すれば、友人と待ち合わせ時間と場所を共有してお互いのカレンダーに登録したり、仕事で会議の予定を共有する際は参加できる人と出来ない人を出欠確認の返信で確認したりすることが可能です。
予定をメールで通知するのではなく出席依頼を活用してより簡単に、確実に共有してみてはいかがでしょうか。