スリープモードとは?
iPhoneはサイドボタンを押すと画面が消灯します。
これはiPhoneがスリープモードに移行したからです。
スリープモードというのはiPhoneの画面を消灯してロック画面に移行してバッテリー消費を抑えながらも、サイドボタンを押したり、iPhoneを傾ける、画面をタップするなどによって容易に復帰を可能とする、使い勝手も両立した機能です。
ロックを解除すれば、スリープモード移行前の状態に戻ることが可能です。
スリープモードと電源オフの違い
iPhoneで電源オフを行うとバックグラウンドでのアプリの動作なども全て停止しますのでバッテリーの消費を最大限抑えることが可能ですが、ロック画面を表示するまでには数十秒間の待ち(画面にアップルマークが表示されている状態)が発生します。
iPhoneでのサイドボタンの動作は電源のオン・オフではなくスリープモードへの移行を制御していることになります。
iPhoneを再起動すると、動作が鈍くなったり調子が悪くなった際に改善されることがあります。
再起動するには、サイドボタンを長押し(iPhoneXの場合、音量ボタンのどちらかとサイドボタンの同時長押し)し、”スライドで電源をオフ”を右にスライドして下さい。
自動ロックとは?
自動ロックとは、iPhoneを操作しないで一定の時間が経過すると、自動的にスリープモードに移行し画面が消灯してiPhoneがロックされる機能です。
※カーナビアプリで目的地を設定してナビゲーションを行っている最中など、アプリの動作状況によっては自動ロックに移行しないよう、アプリ側で制御している場合もありますので必ずしも常に自動ロックが行われるわけではありません。
自動ロックの設定方法
自動ロックの設定では、スリープモードに移行するまでの時間の設定と、自動ロック自体を無効化する「なし」の設定が可能です。
【設定アプリから登録する】
1.『設定アプリ』を起動する
↓
2.『画面表示と明るさ』をタップする
↓
3.『自動ロック』をタップする
↓
4.『30秒、1分、2分、3分、4分、5分』からスリープモードに移行するまでの時間、もしくは『なし』を選択することによる無効化のいずれかを選択します。
最後に
iPhoneにおいてサイドボタンを押すことによるスリープモードと、未操作でも一定時間経過後にスリープモードに移行する自動ロックについて説明しました。
Apple製品はiPhoneだけではなく同じiOSを搭載するiPadをはじめ、macOSを搭載するMacBookなどにおいても画面を閉じることでのスリープモードを標準的な動作にしているようです。
最近のデバイス群はスリープモード中の電力消費を極力抑えるように設計されていますので、電源オフを意識する必要はなさそうです。
自動ロックに移行する時間についてはユーザーの使い勝手にあわせて好みに選択可能ですが、スリープモードに移行しないうちに目を離した際などは他の人に画面を見られたり操作されたりする可能性もありますので、短めの時間を設定して使用しながら自分の使用状況に最も合っている時間を選ぶのが良いのではないでしょうか。