友人や小さな子供があなたのアイフォンで「ゲームがしたいから貸して」なんて言ってきたことはありませんか?
本当にゲームをプレイするだけならいいのですが、あなたが気付かない間にメールなどを見られたり変な操作をされたりしたら困りますよね。
ペアレンタルコントロールを設定して年齢などで機能制限することなどもできますが、急に貸して欲しいと言われると面倒です。
ここではアイフォンを人に貸す(子供に渡す)ときに、一瞬で特定のアプリ以外利用できなくする方法を説明していきます。
利用制限の事前準備
ワンタッチで利用制限するためには、あらかじめ準備しておく必要があります。
1.『設定アプリ』を起動する
2.『一般』をタップする
3.『アクセシビリティ』をタップする
4.『アクセスガイド』をタップする
5.『アクセスガイド』をオンにする
※これで事前準備は完了です。
人に貸す時に制限する
実際に人に貸すことになったときに以下の手順で制限しましょう。
なおアクセスガイドをオフにするかアイフォンの電源を落とさないかぎり、2回目からは手順3・手順4は必要ありません。
1.許可したいアプリを起動する
まずは友人や子供に使わせたいアプリを起動します。
2.『ホームボタン』をトリプルクリックする
3.『開始』をタップする
4.パスコードを設定する
確認のために同じ数字を2回入力します。
※ここでのパスコードは、ロック解除用のものとは違います。
アクセスガイド専用のパスコードを新たに設定してください。
(もちろんロック解除用と同じ数字でも構いません)
※パスコード入力画面下部にキーボードが表示されない場合は、一度キャンセルをタップしてやり直すと表示されます。
アクセスガイド中はどうなる?
・アクセスガイド中はホームボタンをクリックしてもホーム画面に切り替わらないため、別のアプリを起動することはできません。
・ホームボタンをダブルクリックしても、マルチタスク画面に切り替わりません。
・スリープボタンを長押ししても電源オフのためのスライドバーが表示されないので、アイフォンの電源を落とすことができません。
・スリープボタンを用いて一旦スリープ状態にした後スリープ解除すると、ホーム画面に戻らず該当アプリ画面のままになります。
(アクセスガイドでスリープボタンの操作を許可している場合に限る)
・ホームボタンとスリープボタンを同時に長押ししてアイフォンの強制リセットを行なった場合も、同じくホーム画面に戻らず該当アプリ画面のままになります。
・ロック画面パスコードを設定しているアイフォンで強制リセットを行なった場合は、リセット後ロック解除パスコードが必要になるため第三者は結果的に別アプリを操作することはできません。
以上のことからアクセスガイド中にパスコードなしで特定アプリ以外の画面にすることは不可能です。
なお解除するにはホームボタンをトリプルクリックしてアクセスガイド専用パスコードを入力する必要があります。
最後に
今回はiPhoneを人に貸す(子供に渡す)ときに一瞬で利用制限する方法を紹介しました。
事前準備をしておけば、該当アプリ起動後にホームボタンをトリプルタップするだけで制限することが可能です。
不意にアイフォンを貸して欲しいと頼まれたときに困らないよう設定しておきましょう。