iCloudフォトライブラリとは？

iCloudフォトライブラリというのは、iPhoneで撮影した写真やビデオをiCloudにアップロードし、同じApple IDでログインしているiOSデバイスやMacBook、iCloud for Windowsをインストールした機器から閲覧することが出来る機能です。

写真やビデオはiCloudを通じて同期されますので、編集を行った場合は他の機器にもその編集内容が反映されます。

保存された写真はユーザーが削除しない限り（iCloudのトラブルなど不測の事態が発生しなければ）永久に保存されますので、大切な写真のバックアップ先として活用するのにも最適です。

iCloudフォトライブラリの設定方法

iCloudフォトライブラリの設定は設定アプリから行います。

1．『設定アプリ』を起動する。

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2．『ユーザー名』をタップする。

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3．『iCloud』をタップする。

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4．『写真』をタップする。

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5．『iCloud写真』のスライドスイッチをオンにする。

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6．『iPhoneのストレージを最適化』と『オリジナルをダウンロード』が選択できる。
『iPhoneのストレージを最適化』を選んだ場合はオリジナルのサイズを縮小した写真が保存されますので、ストレージの消費を抑えることが可能です。

※iCloudフォトライブラリを設定後に、オフにした場合にはiPhone内の写真やビデオは保持されるが、他のデバイスからは写真やビデオを見ることが出来なくなります。

マイフォトストリームとは？

マイフォトストリームもiCloudフォトライブラリと同様に、iPhoneで撮影した写真やビデオをiCloudにアップロードし、同じApple IDでログインしている他の機器から閲覧することが出来る機能です。

iCloudフォトライブラリとの違いは写真やビデオが保存される期間と容量です。

マイフォトストリームでは30日間しか保存されません。

そのかわりに、iCloudの容量に関係なく最新の1,000枚の写真が保存されます。

また、撮影したiPhone以外でも写真やビデオを見ることは可能ですが、iCloudフォトライブラリのように編集することは出来ません。

マイフォトストリームの設定方法

マイフォトストリームの設定は設定アプリから行います。

1．『設定アプリ』→『ユーザー名』→『iCloud』→『写真』と進み、『マイフォトストリーム』のスライドスイッチをオンにする。

※マイフォトストリームを設定後に、オフにした場合にはiPhone内の写真やビデオは保持されるが、他のデバイスからは写真やビデオを見ることが出来なくなります。

共有アルバムとは？

撮影した写真をアルバムに整理し、それを共有することで友達や家族と共有できる機能が『共有アルバム』です。

共有アルバムの設定方法

共有アルバムの設定も設定アプリから行います。

1．『設定アプリ』→『ユーザー名』→『iCloud』→『写真』と進み、『共有アルバム』のスライドスイッチをオンにする。

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2．『写真』アプリにて、左上の『＋』をタップする。

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3．新しく共有アルバムを作る場合は『新規アルバム』を、既存のアルバムを共有する場合は『新規共有アルバム』タップする。

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4．『新規共有アルバム』を選択し、アルバム名をつける画面を入力して『次へ』をタップする。

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5．共有する相手先を選択する画面が表示されるので、宛先の『＋』アイコンをタップして選択して作成する。

『共有アルバム』の使用を終了する場合は設定画面にて『共有アルバム』のスライドスイッチをオフにする。
オフにした場合にはiPhone内の共有していた写真はすべて削除されます。

最後に

iCloudフォトライブラリとマイフォトストリームを使い分けることで写真の共有や共同編集を容易に行うことが出来ます。

永久保存版の写真はiCloudフォトライブラリへ、一時的に写真を転送する、一時的に写真を保存する場合などにはマイフォトストリームを使用することでiCloudのストレージを上手に活用することが出来ます。

また、同じApple IDでログインしているデバイス以外のユーザーと写真を共有する場合に活用すると便利なのが『共有アルバム』です。

それぞれを上手に使い分けながら撮影した写真の保存方法や共有方法を検討してみるのがオススメです。