【質問】
子供にアイフォンを渡してYouTube動画を見せているのですが、どうやら再生中に画面を触っているようでいつの間にか違うページに飛んでいて困っています。
アニメの動画を流したままで操作無効にしたいのですが・・・・・
ネットで調べてみると、セーフサーチフィルタで不適切な動画が検索でヒットしないように制限する方法はよく説明されているのですが、操作自体を制限する方法が見当たりません。
アイフォンにはそういう機能は備わっていないのでしょうか?
【回答】
確かにYouTubeアプリ内にあるセーフサーチフィルタを『強』にしても不適切なコンテンツが検索結果に表示されないだけですし、ペアレンタルコントロール(機能制限)を利用しても別のアプリを起動できなくするなどの制限しか行なえません。
一定の操作自体を制限するには、アクセシビリティ内の『アクセスガイド』という機能を利用する必要があります。
アクセスガイドで制限できること
『アクセスガイド』では以下の操作を無効にすることが可能です。
(YouTube公式アプリの場合)
- スリープ(解除)ボタン
- ボリュームボタン
- 画面の回転
- キーボード入力
- タッチ操作全般
- 画面上の一部分の操作
事前準備
1.『設定アプリ』を起動する
2.『一般』をタップする
3.『アクセシビリティ』をタップする
4.『アクセスガイド』をタップしてオンにする
5.『パスコード設定』をタップする
6.『アクセスガイドのパスコードを設定』をタップする
7.パスコードを設定する
確認のため、同じ数字を2回入力してください。
※ここで設定するパスコードはあくまでもアクセスガイド用のものであり、ロック画面解除用やペアレンタルコントロール用のパスコードではありません。
(もちろん同じ数字を設定することは可能です)
YouTubeで制限する
1.『YouTubeアプリ』を起動し、お好みの動画を再生する
コントロールセンターから画面の回転を解除しておき横向きで再生しておけば、全画面のまま固定できるのでオススメです。
※safariやChromeなどのブラウザからYouTube動画を再生しても構いません。
2.『ホームボタン』をトリプルクリックして『オプション』をタップする
4.各項目を設定し『完了』をタップする
今回はYouTube動画再生中に操作できなくするのが目的なので『タッチ』をオフにします。
それ以外の項目は以下の設定がおすすめです。
- 『スリープ/スリープ解除ボタン』をオフにして、電源オフにできないようにする
- 『ボリュームボタン』をオンにして、音量調節可能にする
- 『動作』をオフにして画面の向きをロック
子供が動画閲覧する時間を指定しておきたい場合は、『時間制限』をオンにして設定してください。
なお『キーボード』については、『タッチ』をオフにしている場合はオン/オフ関係ありません。
5.『開始』をタップする
これで操作が無効になりました。
なお制限を解除するには・・・
『ホームボタン』をトリプルクリック。
アクセスガイド用パスコードを入力して、左上の『終了』をタップしてください。
ワンポイント
『アクセスガイド』起動中は、一切操作をしていなくても自動ロックされることはありません。
ですから長い動画を流す場合でも、自動ロック『しない』に設定変更しなくても大丈夫です。