iOS10.2へのソフトウェアアップデートにより、音声コントロールとSiriの両方をオフにすることが可能となりました。
今まではSiri機能をオフにすると代わりに音声コントロール機能が有効になるため、両機能をオフにすることができませんでした。
また、音声コントロールが有効(Siriが無効の状態)になっているとロック画面からのアクセスを無効にすることができないので、「ポケット内で勝手に電話を掛けてしまう」など困っていた方も多かったんじゃないでしょうか。
iOS10.2で導入された設定でSiriも音声コントロールも利用しないユーザーは両機能をオフにしておきましょう。
※厳密には今までも、ロック中のみSiriへのアクセスを無効にしておくことで対策することができました。
Siriも音声コントロールも利用しない場合
1.『設定アプリ』を起動する
2.『一般』をタップする
3.『アクセシビリティ』をタップする
4.『ホームボタン』をタップする
5.”押したままにして話す”の項目で『オフ』にチェックを入れる
Siriを利用するがロック中の起動なしにする場合
1.『設定アプリ』→『Siri』→『Siri』をオンにする
※「Siri設定」でオンにすると「アクセシビリティ設定」内の設定は自動的にSiriに切り替わります。
2.『ロック中にアクセス』をオフにする
音声コントロールを利用する場合
『設定アプリ』→『一般』→『アクセシビリティ』→『ホームボタン』→『音声コントロール』にチェックを入れる
※音声コントロールをオンにしている場合は、ロック中のホームボタン長押しでの起動を無効にすることはできません。
最後に
今回は音声コントロールもSiriもオフにする方法を紹介しました。
iPhoneは今まで何度もアップデートされてきましたが、この設定の導入にはとても長く待たされましたね。
そもそもSiriを利用しないユーザーが音声コントロールを利用することは少ないと思いますので、もっと早く対策されると思っていたのですが・・・。