iPhoneの指紋認証(TouchID)がうまく反応してくれない、と困っている方は多いんじゃないでしょうか。
パスコードを入力することなくスマートにロック解除できる便利な機能なのですが、反応が悪く上手くいかないとなると意味がありません。
ここではタッチIDがうまく反応しない時の原因と対処法を説明していきますのでひとつずつ確認して下さい。
タッチID搭載機種について
タッチIDが使えないという方の中に、じつはタッチIDを搭載していない機種を利用していたケースもあります。
まずはお持ちのiPhoneが対応しているのか確認しましょう。
指紋認証(TouchID)対応のiPhone
- iPhoneSE
- iPhone5s
- iPhone6/6Plus
- iPhone6s/6sPlus
- iPhone7/7Plus
- iPhone8/8Plus
タッチIDが反応しない原因
原因1:指の水分や脂分
指が水で濡れていたり汗をかいていると認証が失敗しやすくなります。
また、ハンドクリームを塗りすぎていると脂分が邪魔をすることがあります。
タオルなどでよく拭きとってから試してみましょう。
お風呂あがりや運動の後、料理をしている時などは反応が悪くなるので特に注意が必要です。
原因2:指が乾燥している
水分があるときとは逆に、指が乾燥しすぎている場合も反応が悪くなります。
乾燥肌の方は指同士でこすり合わせたり、息を吹きかけて湿気を補いましょう。
原因3:指に切り傷がある
指に傷があるとうまく反応してくれません。
いざという時のためにも複数の指で指紋登録しておきましょう。
原因4:ホームボタン部分が汚れている
指紋認証のセンサーが付いているのは、ホームボタンの縁の部分です。
縁の部分に色が付いているので分かりにくいですが、この部分が汚れているため反応が悪いことがあります。
軽く絞ったウエットティッシュなどで汚れを拭きとってみましょう。
※ウェットティッシュの水分が多いとホームボタンの隙間に入る恐れがありますので注意してください。
タッチIDの認証精度を上げるコツ
じつはタッチIDの認証精度を飛躍的に上げる裏ワザがあります。
下記の方法で登録範囲を広げておきましょう。
範囲を広げておけば、かざす箇所が多少ずれていても認証できるようになります。
1.『設定アプリ』を起動する
2.『Touch IDとパスコード』をタップする
3.パスコードを入力する
4.『指紋』の項目を表示させる
5.登録している指を少しずつずらしながらセンサーにかざす
登録している指をセンサーにかざすと、認証したときに色が変わります。
少しずつずらしながらかざしていくと、指紋認証できる範囲が広がります。
うまくすれば指先で登録したものを第二関節あたりまで広げることも可能です。
最後に
今回はタッチIDがうまく反応しない時の原因と対処法を紹介しました。
指紋が認識される範囲を広げておくとかなりストレスがなくなりますので、是非試してみてください。
TouchIDは非常に便利な機能ですが、じつは思わぬ危険もあります。