前回、アイフォンのSafariですでに記憶されている閲覧履歴を消去する方法をお伝えしました。
今回は閲覧する前に設定することで初めから履歴を記憶させない機能「プライベートブラウズ」の使い方と、使った際の痕跡がどこまで残さずに利用できるのかを調べていきます。
プライベートブラウズの使い方
まずSafariを起動して右下にある「タブ表示」のアイコンをタップし、左下に表示される「プライベート」をタップします。
※「タブ表示」の代わりに一つ左の「履歴表示」のアイコンでもOK。
「ページをすべて閉じますか?」と、今まで閲覧していた既存のページを閉じるのか聞いてきますのでお好みの方を選んでください。
「プライベート」の文字のまわりが白くなり、閲覧画面に戻したときに上下のバーが白→黒に変わっていたら設定完了です。
プライベートブラウズでの閲覧が終わった際、もう一度「プライベート」をタップして解除する。
プライベートブラウズの効果
プライベートブラウズに切り替えてから閲覧したページは、すべて履歴に残らないことになります。
この機能の優れている点は、プライベートブラウズ内のページ閲覧履歴のみならず、その中で検索した履歴も残らないことと、さらにキーボードの学習機能(変換履歴)も残らないということ。
プライベートブラウズを解除したときにわざわざ痕跡を消す必要が全くないわけです。
「プライベートブラウズ」を使用した場合に残っていないものをまとめますと・・・
- 閲覧したページの履歴
- 検索した際の言葉の履歴
- キーボードの変換履歴
の3つ。
プライベートブラウズ中に閲覧したサイトは、safariの新規タブを開いたとき画面下部に表示される”よく閲覧するサイト”にも追加されることはありません。
重要
痕跡が残らないものの中に「閲覧したタブ」が含まれていないことに注意してください。
プライベートブラウズを解除するときに表示される「ページをすべて閉じますか?」の質問で「すべてを閉じる」を選択した場合は大丈夫ですが、「すべてを残す」にした場合は最後に閲覧したページがそのまま残ってます。
例えば親のアイフォンを内緒で使ってネットサーフィンし、使った痕跡すら残したくない場合の手順は・・・
- 「プライベート」をタップ
- 「すべて残す」を選択
- 下部「+」をタップし新しいタブを表示
- 新しいタブで好きなページを閲覧する
- 「プライベート」をタップ
- 「すべて残す」を選択
- 自分が閲覧したタブのみ「×」をタップし削除
これで完了です!
追記
”iOS8”からプライベートブラウズの仕様が若干変更されました。
新しい記事でプライベートブラウズを解除するときの注意事項を説明していますのでこちらを参考にしてください。