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Handoffとは?
Handoffというのは、iPhoneやiPadなどのiOS搭載機器やMacBook、そしてApple WatchなどのApple製のデバイス間でシームレスに作業を引き継げる機能です。
Handoff を活用すれば、iPhoneを使って作ったNumbersのファイルを、MacBookを使って編集作業を行うことなどに利用できます。
Handoffの使い方
Handoffを利用するための要件
Handoffを使用するには、、、
- 同じApple IDでiCloudにサインインしている
- 対応したデバイスが近くにある
- それぞれのデバイスでWi-FiとBluetoothがオンになっている
- それぞれのデバイスでHandoffが有効になっている
必要があります。
Handoffの操作手順
実際にHandoffで作業を引き継ぐ例を確認してみます。
※今回はiPhoneとiPadとの間でNumbersのファイル編集を引き継いでみます。
1.『設定アプリ』を起動する。
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2.『一般』をタップする。
↓
3.『Handoff』をタップする。
↓
4.『Handoff』のスライドスイッチをオンにする。
↓
5.Wi-FiとBluetoothがオンになっていることを確認する。
↓
6.iPhoneで、Numbersを使用してファイルの作成を始める。
↓
7.iPadにはHandoffに対応したデバイスがNumbersで作業を行っていることが表示されている。
タップするとiPadでNumbersが立ち上がる。
↓
8.『Numbersの最近使った項目』には、iPhoneで編集中の『空白』ファイルが表示されている。これをタップして開いてみる。
↓
9.iPhoneで編集中の内容と同じものが表示された。
iPadで編集したNumbersをiPhoneに表示させるには
1.iPhoneでHandoffの切り替えを行うには、アプリを切り替える場合と同様にマルチタスク画面を開いて下さい。
画面下部に表示されているバナーをタップする。
↓
2.iPhone側にiPadでの編集結果が反映されています。
最後に
Handoffを活用すれば対応したデバイス間でシームレスに作業を引き継ぐことが可能です。MacBookでの作業中に急に移動しなければならなくなった場合なども、iPhoneやiPadにて作業を継続することが可能です。
Numbersだけではなく、メールやマップ、Safariやカレンダーなどの純正アプリの他、他社製アプリでも対応しているものがありますので一度試してみてはいかがでしょうか。