機内モードとは?
機内モードを有効にすると、モバイルデータ通信、通話、Wi-Fi、Bluetoothなどの電波を使用する通信関係は全てオフになります。
飛行機の機内ではモバイルデータ通信の電波を発する機能をオフにする必要があることから、『機内(で使用するときの)モード』を意味しています。
機内モードの使い方
機内モードを設定する方法は、コントロールセンターから呼び出して操作する方法と設定アプリから操作する方法の2通りあります。
コントロールセンターから切り替える
1.ホーム画面で下から上にスワイプし、『コントロールセンター』を呼び出す。
※iPhoneX以降では画面右上端を下にスワイプ。
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2.『飛行機のアイコン』はグレーアウトしており、モバイルデータ通信の緑のアイコン、Wi-FiとBluetoothの青のアイコンが点灯していますので、全ての通信が有効な状態です。
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3.機内モードの切り替えを行う『飛行機のアイコン』をタップし、オレンジ色の『機内モードが有効な状態』にすると、モバイルデータ通信、Wi-FiとBluetoothの全てのアイコンがグレーアウトしました。全ての通信が無効な状態です。
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4.最近の航空会社によっては通話とモバイルデータ通信は機内で使用することを制限しながらも、機内でのWi-Fi通信や、Bluetoothでのワイヤレス機器との接続は大丈夫なことも多くなってきています。
その場合、Wi-FiとBluetoothについては機内モードが有効な状態でも、アイコンをタップすることでそれぞれの通信をオン(有効)にすることが可能です。
設定アプリから機内モードに切り替える
1.『設定アプリ』を起動する。
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2.機内モードを有効にするには『機内モード』のスライドスイッチをタップします。
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3.機内モードが有効になり、『モバイル通信』は『機内モード』に変化しました。
機内モード中の挙動はどうなる?
機内モードを有効にした状態では、全ての通信がオフになりますので通話やメールの受信、Webの閲覧やLINEの通知も届かなくなり、Bluetooth接続のヘッドホンとの接続も遮断されます。
機内サービスのWi-Fiにてネット接続が出来る場合は、接続が完了するとメールやLINEの着信も可能になります。
また、BluetoothをオンにすればBluetooth対応ワイヤレスヘッドホンと接続して音楽を聞くことも可能です。
最後に
機内モードは飛行機に登場する際に通信関係を簡単にオフにできる機能です。
この機能は飛行機に登場するときだけではなく、普段使用している際に通信が不安定な場合もソフトリセットのような効果が期待できることからキャリアのサポートでも推奨している方法の一つです。
その際は機内モードを有効にしてモバイルデータ通信を切断してからまたすぐに機内モードを無効にすると新たにモバイルデータ通信の電波を拾い直しますので、基地局との間の通信がより安定したものになるケースがあります。
機内でも、Wi-Fiが提供されたり、Bluetooth接続は規制されなくなってきている航空会社も増えてきていますので、その際はコントロールセンターから使える通信を個別にオンにすることで容易に設定が可能です。