音声コントロールとは?
『音声コントロール』というのは、電話の発信や音楽の再生、FaceTimeの操作を音声によって行う機能です。
音声での操作としては『Siri』が一般的ですが、Siriの場合モバイルデータ通信など通信環境が有効な状態でなければ利用できないのに対し、『音声コントロール』はオフライン環境でも利用できます。
ただし、操作できる機能は限られており、Webで情報を検索するなどの機能は利用できません。
音声コントロールの使い方
ホームボタンを長押しすることで音声コントロールを起動することができるのですが、あらかじめ設定アプリから音声コントロール機能を有効にしておく必要があります。
※一部、iPhoneXの画像を使っています。
1.『設定アプリ』を起動する
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2.『一般』をタップする
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3.『アクセシビリティ』をタップする
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4.『ホームボタン』をタップする
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5.”押したままにして話す”の項目にある『音声コントロール』をタップしてチェックマークを入れる
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6.『音声コントロール』が選択され、下部のメッセージも『ホームボタンを押したままにすると音声コントロールが応答します。』に変化している
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7.ホーム画面などにてホームボタンを長押しすると『音声コントロール』が起動するようになった
※ちなみに『音声コントロール』を有効にすると、『Siri』はオフになります。
音声コントロールをロック画面で無効化するには
音声コントロールを有効にしていると、ポケットに入れている際に音声コントロールが働き、勝手に電話を掛けてしまうといった問題があります。
Siriの場合は、Siri自体を有効にしておきロック中のみ起動しないよう設定することが可能ですが、音声コントロールでは細かい設定をすることはできません。
ロック画面での起動が気になる場合は、Siriも音声コントロールも無効にする、もしくはSiriを有効にしておき設定アプリ内の「Siriと検索」から「ロック中にSiriを許可」の項目をオフにしておきましょう。
最後に
『音声コントロール』を使用すれば、オフライン環境下でも音声によるコマンドが使用可能になります。
その範囲は『Siri』と比較して音楽の再生に関する操作、電話の発信に関する操作、FaceTimeに関する操作など、限られたアプリでの操作に限定されますが、いずれもよく使われる操作でもあります。
オフライン環境下でこれらの操作だけでも音声にて行いたい場合は『音声コントロール』を試してみてはいかがでしょうか。