iPhone、パソコンiTunesの同期&ファイル共有とは?

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同期とは?

同期というのはiPhoneとMacBookやPCなどのデータを、iTunesを介してそれぞれを最新の状態にアップデートする機能です。

同期を行うことにより保存されているファイル自体や、その内容がアップデートされます。

 

iTunesを通じて同期できるコンテンツはミュージック、映画、Podcast、自身で撮影したり取り込んだ写真やビデオなどです。また連絡先やカレンダーもiCloudを通じたOTA同期ではなくiTunesで同期することも可能です。

更に、デバイスのバックアップを同期させることも可能ですのでiPhoneが故障したり紛失した場合でも、バックアップデータを復元することが出来ます。

iTunesで同期する方法

mac OS用のiTunesの画面から、同期する方法を確認してみます。

1.iPhoneをMacBookに接続し、『iTunes』を起動する。

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2.同期が可能な項目が『設定』に表示されています。

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3.『概要』をタップすると接続したiPhoneの容量や電話番号、シリアル番号や自身が設定したiPhoneの名称が表示されます。
iPhoneのバックアップを、iTunesを通じてMacBook内に作成するには『バックアップ』項目で『このコンピュータ』を選択します。

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4.『ミュージック』をタップするとiTunesに取り込んだ音楽データを同期や同期項目の設定が変更可能です。
同期する場合は『ミュージックを同期』にチェックしたあと、ライブラリ全体を同期するのか、特定のプレイリストやアーティストなどのみを同期するのか選択します。
※iPhoneのストレージ容量に余裕が無い場合などは選択的同期を検討してください。
『ムービー』や『テレビ番組』などの項目も同じように同期するかの選択と、同期するファイルの選択を行います。

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5.『情報』の項目では、連絡先やカレンダーの同期を設定可能です。iTunesでこれらの同期を行う場合は、iPhone上でiCloudの同期設定からこれらの項目の選択を外します。
OTAで同期されている場合は同期項目の選択や同期先の設定などは表示されません。

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6.すべての同期項目の設定が完了したら『同期』をタップします。
上部に同期ステータス(進捗状況)が表示され、同期が完了するとアップルマークに戻ります。
※下部には同期後のiPhoneのストレージ容量に占める各ファイルの割合や空き容量が表示されます。
ミュージックやムービーなどのコンテンツファイルを追加していくごとに空き容量が減っていくのが確認できます。

 

ファイル共有とは?

『設定』には『ファイル共有』という項目も表示されています。
こちらは同期とは少し異なり、iPhoneにファイルを転送する際に利用します。

 

1.『ファイル共有』をタップすると、それに対応したアプリ一覧が『App』に表示されます。

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2.ファイル共有を行う場合は、最初に目的としたAppをタップして選択します。
(今回はNumbersにExcelファイルを転送してみます)

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3.『Numbersの書類』画面右下の『追加』をタップすると転送して追加するファイルの選択画面が表示されます。
目的としたファイルを選択し、ファイル選択画面上の『追加』をタップします。

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4.ファイルの転送状況は『同期』と同じように画面上部にステータスが表示され、転送が完了するとアップルマークに戻ると同時に『Numbersの書類』ウィンドウに転送したファイルが表示されます。

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5.問題なく転送されているかiPhoneでも確認してみます。
iPhoneのNumbersを立ち上げると『このiPhone内』のファイルとして先程転送したファイルが表示されているのが確認できました。

 

最後に

iTunesの同期とファイル共有を活用することでコンテンツやファイルをより便利に活用することが可能になります。

また、バックアップの作成を行うことで不意の故障や紛失に備えることが可能になります。

 

ストレージ容量の大容量化に伴い、無料で利用可能なiCloudの容量では完全なバックアップを作成することが困難になってきています。

そのような場合は有償で契約容量を増やすことが必要ですが、iTunesを用いたバックアップを使えば、MacBookやPCのストレージ容量に空きがある限り無償でバックアップを作成可能です。

MacBookやPCでは大容量のファイルや、ストレージ容量に空きがなくなってきた場合は外部HDDにデータを対比させることが可能ですのでトータルコストはより安く済ませられるのではないでしょうか。

 

ファイル共有を活用すれば大きなサイズのPDFデータや、EPWING形式の辞書ファイルの転送などを容易に行うことが出来ます。

大きなサイズのファイルを転送するには時間がかかりますが、転送中でもファイルの追加を行うことが可能で、また複数ファイルを選択した転送も可能です。

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