アイフォンのSafariで縦に長いページを閲覧しているときに自動でスクロールしてくれたら便利だと思ったことはございませんか?
「そんなの両手の親指でスクロールすれば、速攻でページの一番下までいけるじゃん!」
「そもそもiPhoneのちっちゃい画面でそんな長いページ見たりしねぇし」
という声が聞こえてきそうですが・・・。
ここでは手を離しても勝手にスクロールしてくれる便利機能をSafariに付ける方法をめげずに紹介していきます。
パソコンでWebを閲覧する場合、使用しているマウスの真ん中に”ホイール”と呼ばれるプッチンボタンが付いていれば、簡単にオートスクロール出来ますので利用している方も多いと思います。
しかしアイフォンのSafariには、そういった便利機能は標準で備わっていません。
そこで”ブックマークレット”という手法を使って願いを叶えましょう。
ブックマークレットとは?
ブックマークレットというのは、
ユーザーがウェブブラウザのブックマークなどから起動し、ウェブブラウザで簡単な処理を行う簡易的なプログラムのことである。
要するに、Safariの標準機能”ブックマーク”でURLを登録する際、そのURLの代わりにプログラムコードを登録することで様々な便利機能を付加できます。
動スクロールの機能以外にも任意ページの画像のみを一覧表示する機能を付加したり、通常ならば1ページ10件であるGoogle検索の表示件数を任意の数に変更したりもできる。
なお、SafariだけではなくChromeでも同様に登録できます。
ブックマークレット登録手順
まずはURLの代わりに登録するプログラムコードをコピーしておきます。
こちらのサイトで開発者の方が公開されています。
このページにある青い文字で書かれた”自動スクロール”の部分を長押しすると、メニューが出るので”リンクのURLをコピー”を選択します。
どのページでもいいのでブックマークに登録します。(ここではGoogleの検索ページを使っていますが、違うページでも大丈夫)
右から2番めのアイコンを長押ししましょう。
するとメニューが出ますので”追加”をタップ。
そのページの名称を分かりやすい任意の名前に変更し、右上の”保存”をタップ。
(ここでは”自動スクロール”としました)
これでブックマークに登録されました。
もう一度、ブックマークアイコンをタップし、一覧を見ると先ほどの”自動スクロール”が追加されているのが分かる。
右下の”編集”をタップ後、”自動スクロール”を選択してアドレス部分にプログラムコードをコピー&ペーストして”完了”をタップ。
再度、一覧表示に戻り、ここで”完了”をタップすれば登録は終わりです。
自動スクロールの使い方
Web閲覧中に右下のブックマークアイコンをタップし、先ほど登録した”自動スクロール”を選択する。
通常ならばブックマークされたページに飛びますが、閲覧中のページに戻ります。
ここで好きな速度で上から下へスワイプしてみましょう。
その速度でスクロールし続ければ成功。
スクロールしているときに画面をチョンとタップすれば止まります。
このとき、払うようにスワイプするのではなく縦に数字の1を書くようにするとやりやすい。
※一番下までスクロールすると、ページ上に戻り再度自動でスクロールしていきます。