アイフォンでバックアップを作成するには、iTunesを使った方法とiCloudを使った方法の2通りあります。
ただiCloudを利用した場合に「ストレージが足りなくてバックアップできません」と表示されてバックアップを行なえないことがあります。
ここではiCloudのストレージがいっぱいでバックアップできないときの対処法を説明していきます。
iCloudストレージとは?
ストレージとは、パソコンなどのデータを長期的に保存しておくことを目的とした補助記憶装置のことで、『iCloudストレージ』はネット上に記憶するオンラインストレージと呼ばれるもの。
AppleIDを作成すれば5GB分の容量が無料で提供されています。
ちなみにアイフォンを購入する際に選択した16GBや32GBというのはアイフォン本体のストレージ容量であり、iCloudストレージとは別のものです。
※なお有料で容量を追加することも可能。
『設定』→『iCloud』→『容量』→『さらに容量を購入』と進む。
希望のプランを選択し右上の『購入する』をタップすれば変更できます。
- 50GB・・・月額130円
- 200GB・・・月額400円
- 1TB・・・月額1300円
iCloudストレージがいっぱいになる原因
iCloudストレージには、アプリ内のデータは保存されるもののアプリ自体のデータは保存しない、というように使われているので通常ならば5GBで十分です。
しかし『iCloudフォトライブラリ』の設定をオンにしていると、写真を撮るたびにiCloudに保存されます。
いくらアイフォン本体の容量が大きくて余裕があっても、iCloudストレージは5GBしかないためすぐいっぱいになってしまいます。
ほとんどの方はこれが原因じゃないでしょうか。
iCloudストレージの確認方法
『設定』→『一般』→『使用状況』と進む。
iCloudの項目にある『ストレージを管理』をタップ。
一番上の『iCloudフォトライブラリ』の項目を見れば写真データでどれぐらい圧迫されているのか確認できます。
iCloudストレージが足りないときは?
先述したようにアイフォン本体のストレージとiCloudのストレージは別物なので、アイフォン本体にある写真をいくら削除しても関係ありません。
『設定』→『iCloud』→『写真』と進み『iCloudフォトライブラリ』をオフにする。
これでiCloudに写真が保存されなくなり、iCloudストレージにかなりの空きができたと思います。
もう一度、使用状況から確認してみてください。
最後に
今回はiCloudのストレージがいっぱいでバックアップできないときの対処法を紹介しました。
iCloudを使ったバックアップはiPhone本体のみで可能ですし、自動で行なうことができるので非常に便利ですが、もしもの時のためにパソコンにもバックアップしておくと安心です。