アイフォンではコントロールセンターから『回転ロック』のアイコンをタップすれば、簡単に向きに固定することが可能です。
しかし縦向きのみであって横向きに固定することはできません。
以前こちらの記事で紹介した方法は『AssistiveTouch』を利用して横向きでロックする方法でした。
→『iPhoneのsafariを横画面で固定する』
しかしiOS9やiOS10にアップデートすると、画面の向きをロックしている状態でAssistiveTouchから横画面にすることができなくなりました。
iOS9以降のiPhoneで画面を横向き固定したいときは、アクセスガイドを使いましょう。
横向きロックする方法
まずは事前準備をしておきましょう。
【事前準備】
1.『コントロールセンター』を呼び出す
2.『鍵アイコン』をタップしロック解除する
アイコンが暗く灰色になった状態が解除状態です。
3.『設定アプリ』を起動する
4.『一般』をタップする
5.『アクセシビリティ』をタップする
6.『アクセスガイド』をタップしてオンにする
7.『パスコード設定』をタップする
8.『アクセスガイドのパスコードを設定』をタップする
9.パスコードを設定する
確認のために同じ数字を2回入力してください。
画面のロックだけが目的の場合は、「000000」「111111」など入力しやすい数字で設定しておきましょう。
※ここで設定するパスコードはあくまでもアクセスガイド用としてだけ使うものであり、ロック画面解除用やペアレンタルコントロール(機能制限)用のパスコードとは異なります。
(もちろん同じ数字を設定することは可能です)
これで事前準備OKです。
【safariで横向きに固定する】
1.『safari』を起動する
2.アイフォンをヨコ向きにしたまま『ホームボタン』をトリプルクリック
3.左下の『オプション』をタップする
4.『動作』をオフにして『完了』をタップする
『動作』という項目が画面回転ロックに値するもので、オフにすると不許可になります。
他にもいくつか設定項目がありますが、今回は画面の向きをロックすることが目的なので『動作』以外はオン(許可)にしておきます。
※『完了』をタップするまではiPhoneを横向きのままにしておいてください。
5.右上の『開始』をタップする
※初回のみ『動作』などの詳細設定をする必要がありますが、2回目以降はホームボタンをトリプルクリックした時点で『アクセスガイド』(回転ロック)が開始します。
最後に
今回はiPhoneの画面を横向きでロックする方法を紹介しました。
カメラアプリなど一部のアプリでは利用できませんが別のブラウザやマップ、計算機、横画面に対応したゲームなど数多くのアプリでも有効です。
普段はあまり利用することのないアクセスガイドですが、画面の固定以外にもおもしろい機能がたくさん付いています。
色々と試して楽しんでみてください。
もっと簡単なやり方があるので紹介します。
1:縦方向ロック解除の状態で、画面を横向きにします。
2:ミュージック(縦方向自動ロック系のアプリ)を起動します。
3:横に持った状態で縦方向ロックをかけます。
ホームに戻るとあら不思議