iPhoneの便利機能の一つに”おやすみモード”というものがありますが、いくつか疑問が・・・
おやすみモードに設定している状態で着信やメールがあった場合、きちんと通知されるのでしょうか?
また、そのおやすみモードに設定しているアイフォンへ電話をかけてきた相手にはどう伝わるんでしょうか?
ここでは”おやすみモード”の使い方とともにそんな数々の疑問にも答えていきます。
おやすみモードの使い方
おやすみモードの機能を使うには、画面の下端からスワイプして表示される”コントロールパネル”の三日月マークをタップします。
画面右上に”三日月”が表示されれば設定完了。
おやすみモードの設定
おやすみモードは、様々な設定を組み合わせて使用することが可能。
ここでは1つずつ説明していきます。
まずは『設定アプリ』→『おやすみモード』をタップし設定画面を出しましょう。
今すぐオン/オフ
コントロールパネル同様、おやすみモード機能のオンオフが切り替えられます。
時間指定
オンにすることで、開始時間と終了時間をそれぞれ設定できる。
例えば、『開始22:00 終了6:00』に設定すると、寝ている時間帯のみおやすみモードに切り替わることになる。
着信を許可
すべての人からの着信を許可するか、誰も許可しないのか以外にも、”よく使う項目”に設定している連絡先のみを許可することも可能です。
なお、連絡先をグループ分けしている場合は、任意のグループのみを許可することもできる。
マナーモードにしていない限り許可した人から掛かってきた場合は、着信音も鳴るので要注意!
アプリを使わずにアイフォン本体のみで連絡先をグループ分けすることはできません。
下記記事を参考にしてパソコンから行なってください。
繰り返しの着信
この設定をオンにすると・・・・・
許可されていない同じ人から3分以内に2度目の電話があったときは着信が入ります。
(もちろん許可されている人はこの設定は関係なく1度目の着信から入ります)
通知
『常に知らせない』・・・
どんな画面になっていても着信が入りません。
『iPhoneのロック中のみ知らせない』・・・
ロック画面のときのみ(画面が黒くなっているときも)着信が入らないが、それ以外の操作中などは通常通り着信が入ります。
おやすみモードが効かない場面では、右上の三日月マークが薄くなるので判断できます。
※設定画面では”着信と通知を知らせません”と記述されていますが、正確には着信音は鳴らないがロック画面に着信があった旨の通知が入りますし、電話アイコンの右上に数字が表示され知らせてくれます。
おやすみモード時の挙動
設定したiPhoneの相手側では
『許可されていない相手』・・・
”プー、プー”と話し中になり、こちらがおやすみモードに設定しているのかは判断できない。
『許可した相手』・・・
通常通り繋がります。
設定したiPhone側では
『許可されていない相手からの着信』・・・
着信があったときにすぐ通知は入りますが、着信音は鳴りません。
『許可している相手からの着信』・・・
通常通り着信音が鳴り、その電話に出なかった場合は通知されます。
『メールやLINEが届いた場合』・・・
通常通り受信し、音も鳴ります。
『アラーム機能』・・・
通常通り設定された音量で鳴ります。
”着信拒否”との違い
”おやすみモードでの不許可の相手”と”着信拒否設定の相手”から着信があったときは、
- 着信音は鳴らない。
- 相手には話し中の音が鳴る。
と2つの挙動は共通している。
しかし”着信拒否をした相手”から掛かってきた場合、通知が入らないのでこちら側では着信があったことすら分かりません。
拒否した相手が自分に掛けてきているのか知りたい場合は、”着信拒否設定”ではなく”おやすみモード”を利用しましょう。
※その相手以外で”連絡先”に入っているすべてを”よく使う項目”に設定するか、”1つのグループ”に設定して許可する必要があります。
着信拒否をしたときの挙動は、こちらで詳しく説明しています。
こちらのページでは、混同しがちな『おやすみモード』と『機内モード』の違いを分かりやすく一覧表にしてみました。
どちらの機能を使えばいいのかが分からない時は、参考にしてみてください。
>『メールやLINEが届いた場合』・・・
通常通り受信し、音も鳴ります。
LINEの無料通話の着信以外、音は鳴らないのでは?