アイフォンでは音声で電話を発信したりメールの送信をすることができる『Siri』という機能が備わっています。
とても便利な反面、ロック画面で『Siri』の起動を許可していると、第三者でも操作できてしまうためセキュリティ面で不安があります。
ここではロック中にSiriが起動しないように設定する方法を説明していきます。
ロック中に『Siri』が起動すると・・・
ロック中にホームボタンを長押ししたときにSiriが起動してしまうと、個人情報が漏れてしまう恐れがあります。
第三者があなたの知らないうちにSiriを起動して『連絡先アプリ』に登録しているであろう名前を話しかけると、その相手の『電話番号』や『メールアドレス』などを表示してしまいます。
例)ロック中にSiriに向かって”連絡先”に登録している『アップルサポート』と話しかけてみると・・・
「はい、こちらが”アップル・サポート”さんの連絡先情報です」の声とともに電話番号などが表示されました。
iOSをバージョンアップすると、連絡先に登録している名前をSiriに話しかけた場合、ロック解除を求められるようになりました(iOS10.3.3で確認済)。
相手の『電話番号』や『メールアドレス』が表示されなくなったのは良いのですが、登録された名前を呼んだ場合のみロック解除を求められるので、”あなたのiPhone内の連絡先にその名前が登録されているのかどうか”は判断できることになります。
(登録されていない人名を呼んだ場合、Web検索の結果が表示されます)
ロック中にSiriを起動できなくする
1.『設定アプリ』を起動する
2.『TouchIDとパスコード』をタップする
3.パスコードを入力する
4.『Siri』をオフにする
”ロック中にアクセスを許可”の項目にある『Siri』をオフにしてください。
重要
『Siri』の機能自体をオフにするとロック画面でホームボタンを長押しした際、Siriの代わりに『音声コントロール機能』が起動します。
ロック中に『音声コントロール』も起動させたくないという場合は、必ず今回説明したようにSiriをオンにした上でロック中のアクセスを許可しない設定にしてください。
iOS10.2以降では、Siriも音声コントロールも起動しないように設定することが可能になりました。
設定方法は下記記事を参考にして下さい。