「iPhoneの液体侵入インジケータはどこに付いているの?」
と疑問に思っている方が多いようです。
ここではiPhone8、iPhone7、iPhone6s、iPhone6やそれ以前の製品の液体侵入インジケータの場所を紹介します。
液体侵入インジケータとは?
液体侵入インジケータ(LCI)というのは、アイフォンの故障原因が水または水を含む液体によるものなのかを判断するために内蔵されているもので、水没マークや水没センサー、水没判定シールなどと呼ばれることもあります。
白いシートのような部分で、水に濡れると赤く変色しiPhone内に液体が侵入したのかが分かります。
なお一度濡れて赤くなったインジケータは乾かしても元に戻りません。
基本的に水濡れによる損傷の修理は1年以内であってもAppleの保証対象外となりますし、ほとんどのお店で買取りや下取りをしてもらえなくなります。
製品仕様で定めている動作湿度範囲内および動作温度範囲内の環境変化によってLCIが反応することはありませんとの記述があり、その動作環境は次のとおり・・・
- 動作時環境温度:0°〜35°C
- 保管時(非動作時)温度:-20°〜45°C
- 相対湿度:5%〜95%(結露しないこと)
- 動作高度:3,048mまでテスト済み
ただアイフォン本体ごと水の中に落とした場合だけではなく、ポケットに入れたまま雨に濡れたり汗をかいたことで反応したという報告もあるので注意が必要です。
各製品の液体侵入インジケータの場所
iPhone8・iPhone8Plusの場所
SIMカードを抜くと確認することができます。
iPhone7・iPhone7Plusの場所
iPhone8同様、SIMカードを抜くと確認することができます。
iPhone6・iPhone6Plus・iPhone6s・iPhone6sPlusの場所
SIMカードトレイの中にあります。
NanoSIMカードを取り出して確認して下さい。
過去のアイフォンでは丸い形状でしたが、iPhone6になり形が変わったので少し分かりにくくなっています。
iPhone5・iPhone5c・iPhone5sの場所
こちらもSIMカードトレイの中にあります。
NanoSIMカードを取り出してから確認して下さい。
iPhone4・iPhone4sの場所
イヤホンジャック内とDockコネクタ内の2ヶ所にあります。
iPhone3G・iPhone3GSの場所
iPhone4同様、イヤホンジャック内とDockコネクタ内の2ヶ所にあります。
最後に
今回はこれまでに発売されているアイフォンの液体侵入インジケータの場所を紹介しました。
iPhone5以降インジケータの場所がSIMカードトレイ内に移動したことで変色しにくくなりましたが、それでも汗などで変色することはあり得ます。
アイフォンを携帯するときには、なるべく濡れないように注意しましょう。
一度、濡れてしまった液体侵入インジケータの色が元に戻ることはありませんが、iPhone自体は水没しても復活できる可能性があります。詳しくは下記記事を参考にして下さい。