アイフォンを利用していると、様々なシーンでパスワードの設定や入力が必要になります。
もちろんセキュリティ面ではそれぞれのパスワードが違ったものであることが大事なのですが、慣れていないと一体どのパスワードを求められているのか分からなくなります。
何種類のパスワードがあるのかが分かれば、もっと管理しやすくなるのではないでしょうか。
ここではアイフォンで設定するパスワードの種類とその設定方法を説明していきます。
パスワードの種類
- パスコード
- AppleIDパスワード
- 機能制限用パスコード
- アクセスガイド用パスコード
- インターネット共有の『Wi-Fiパスワード』
パスコード
アイフォンで一番よく利用されており、ロック画面の解除にも使われている『パスコード』。
単にパスコードと呼ばれていますので紛らわしいですが、機能制限用とアクセスガイド用のものとは区別してください。
デフォルトでは6桁の数字で設定しますが、設定変更すれば英数字で6桁以上(または以下)に設定することも可能です。
ロック画面の解除以外にも一部の設定画面に移動するときやデバイスのデータを消去するときなどにも、『パスコードを入力してください』と入力が求められます。
【パスワードとパスコードの違いとは?】
一般的にパスコードとは数字のみ、パスワードとは英数字が混ざったものを指します。
iPhoneの場合、ロック解除用パスコードはデフォルトでは6桁の数字が使われています。
設定から英字を含む複雑なものに変更することが可能ですが、その場合でもパスコードと呼ばれています。
パスコードの設定方法
『設定アプリ』から『TouchIDとパスコード』に進み、『パスコードをオンにする』をタップして設定します。
変更する場合はその下にある『パスコードを変更』をタップしてください。
AppleIDパスワード
- App Storeでアプリの購入
- iTunes Storeでミュージック・映画などの購入
- iCloud(iPhoneを探すなど)を利用するとき
- iCloudでバックアップ・復元するとき
- FaceTimeを利用するとき
- iMessageを利用するとき
などに入力を求められます。
現在は8文字以上で英大文字、英小文字、数字の3種類を必ず使わなければ登録できません。
AppleIDパスコードの設定方法
AppleIDを新規作成するときに作成画面で設定します。
変更するには下記URLから設定画面に移動してください。
>>>My Apple ID
機能制限用パスコード
ペアレンタルコントロール(機能制限)を利用しているときに、機能制限の設定画面へ移動する場合に入力が必要になります。
4桁の数字で設定します。
iPhoneを子供に使わせる場合など特定の機能を利用できないように、あらかじめ制限しておくことが可能です。
機能制限用パスコードの設定方法
『設定アプリ』から『一般』→『機能制限』と進み『機能制限を設定』をタップして設定します。
※機能制限がオンになっている状態で、この画面に進むときにパスコードの入力が求められることになります。
変更するには『機能制限を解除』で一旦オフにし、新規設定の手順で再設定してください。
アクセスガイド用パスコード
アクセスガイド機能を用いて特定アプリ内での操作を制限しているときに、解除して通常に戻すために入力が必要になります。
アクセスガイド用パスコードの設定方法
『設定アプリ』から『一般』→『アクセシビリティ』→『アクセスガイド』と進み、アクセスガイド機能をオンにしてください。
その後『パスコード設定』→『アクセスガイドのパスコードを設定』をタップすると設定画面に切り替わります。
変更する場合は、再度『アクセスガイドのパスコードを設定』から設定画面に進んでください。
インターネット共有の『Wi-Fiパスワード』
Wi-Fiでインターネット共有(テザリング)を開始する場合に、パソコン側で入力する必要があるパスワードです。
8文字以上の半角英数字で設定してください。
Wi-Fiパスワードの設定方法
『設定アプリ』から『インターネット共有』と進み、『”Wi-Fi”のパスワード』をタップすると設定することができます。
変更する場合も同じように『”Wi-Fi”のパスワード』から設定してください。