iPhoneの機能制限でできることって何?【アプリ編】

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「アイフォンってどんな機能を制限できるのか教えて欲しい!」

 

アイフォンではペアレンタルコントロール(機能制限)を有効にすることにより、使う人に合わせて様々な機能を制限できます。

例えば親が未成年に持たせるアイフォンでアプリ課金が行なえないように設定したり、不適切な描写が含まれているブックのダウンロードや閲覧を制限することなどができる機能です。

 

誤操作しないようにあらかじめ本人が有効にしている場合は設定画面を見ることである程度どういうものが制限できるのか判断できますが、親(第三者)が有効にした場合はパスコードが分からなければ設定画面すら見れません。

そのためどの機能が制限されているのかすら分からないという方もいるようです。

 

ここでは”機能制限(ペアレンタルコントロール)”で制限できるアプリについて説明していきます。

追記 iOS12へのアップデートに伴い、機能制限の設定画面の場所が変更になりました。iOS12以降のユーザーは下記記事を参考にして下さい。
iOS12で機能制限の設定項目が無くなった

 

特定のアプリへのアクセスを制限

”機能制限”を有効にした上で各項目のスイッチをオフ(不許可)にすることで該当アプリへのアクセスを制限できます。

機能制限1

 

safari

許可をオフにすると、safariアイコンがホーム画面に表示されず起動できなくなります。

あくまでもsafariアプリへのアクセスを制限するだけであるため、別のブラウザアプリ(Chromeなど)をインストールすればネット閲覧できます。

カメラ

許可をオフにすると、デフォルトのカメラアプリのアイコンがホーム画面に表示されず起動できなくなります。

別のカメラアプリをインストールすればホーム画面に該当アプリのアイコンが表示されますが、”カメラ撮影許可をお願いします”などのメッセージが表示されて撮影できないようです。

(すべてのアプリで試したわけではないため、そのまま撮影できるアプリがあるかもしれません)

なおカメラをオフにすると『FaceTime』もオフになります。

 

FaceTime

許可をオフにすると、FaceTimeカメラ(自分撮り用カメラ)を使ったビデオ通話『FaceTime通話』が使用できなくなります。

 

Siriと音声入力

許可をオフにすると、ホームボタンを長押ししてもSiriが起動しません。

なお文字入力する際、キーボードにマイクアイコンが表示されず音声入力機能が使えません。

 

AirDrop

許可をオフにすると、近くにある別のアイフォンやMacなどと(Wi-FiやBluetoothを使って)ワイヤレスで写真やビデオなどを共有できる機能『AirDrop』が使えなくなります。

 

CarPlay

許可をオフにすると、CarPlayが使用できなくなります。

CarPlayがどういう機能なのかはこちらを御覧ください。

Apple公式サイト

 

iTunesStore

許可をオフにすると、iTunesStoreアプリのアイコンがホーム画面に表示されず、ミュージックや映画などのコンテンツを購入できなくなります。

 

iBooksStore

許可をオフにすると、iBooksアプリのアイコンがホーム画面に表示されず、iBooksStoreからブックの購入およびブックの閲覧が行なえません。

 

Podcast

許可をオフにすると、インターネットから配信される音声や動画を楽しめる『Podcastアプリ』のアイコンがホーム画面に表示されず利用できなくなります。

 

インストール

許可をオフにすると、AppStoreのアイコンがホーム画面に表示されないため、有料・無料に関わらずアプリの購入ができなくなります。

なおアプリの自動アップデートの設定項目も消えてしまうため、インストールしているアプリの新バージョンがリリースされてもアップデートできないと思われます。

 

Appの削除

許可をオフにすると、アプリアイコンを長押ししても×マークが表示されないため、インストールしているすべてのアプリが(デフォルトに限らず)削除できません。

なお『設定』→『一般』→『使用状況』→『ストレージを管理』からアプリ詳細画面を見ても、削除ボタンが非表示になるので削除できません。

 

App内課金

許可をオフにすると、アプリ内での課金ができなくなります。


 

※ペアレンタルコントロールで制限できる項目は、3ページに分けて説明しています。

他ページも参考にしてください。

機能制限でできること【プライバシー編】

機能制限でできること【コンテンツ編】

 

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