iPhoneの標準カメラアプリでは複数のカメラモードを選ぶことが可能です。
ここではスクエアモード・タイムラプスモード・パノラマモードの3モードについて説明していきます。
スクエア撮影とは?
通常の写真モードで撮影した写真のアスペクト比(縦横の比率)は4:3ですが『スクエア』で撮影するとアスペクト比が1:1の正方形の写真を撮影することが可能です。
SNSなどにアップロードした際には自動的にトリミングされることがありますが、それを前提に『スクエア』モードで撮影しておけばトリミングの影響は少なくなります。
『写真』モードで撮影した写真をSNSにアップロードしたら一部が切れてしまっていたという場合などは『スクエア』モードでフレーミングして撮影するのがオススメです。
『スクエア』モードで撮影するには、カメラモードを左右にスワイプして『スクエア』を選択します。
タイムラプス撮影とは?
『タイムラプス』モードは一定間隔で写真を撮影し、その写真をもとにタイムラプスビデオを作成する機能です。
夕暮れ時の夕日が沈む様子などを日没前から日没後まで撮影してタイムラプスビデオを作成すれば、その様子が早送り再生しているように確認できます。
ただし、『タイムラプス』モードは一般的に一定時間以上の定点撮影を行いますので、iPhone対応の三脚に固定して撮影を行うなど、手ブレを抑えることが重要です。
『タイムラプス』モードで撮影するには、カメラモードを左右にスワイプして『タイムラプス』を選択します。
パノラマ撮影とは?
文字通り、横長のパノラマ写真を撮影するモードが『パノラマ』です。
『パノラマ』モードで撮影すれば180度の範囲のパノラマ写真などを容易に撮影することが可能です。
『パノラマ』モードで撮影する際は、『パノラマ』を選択し、シャッターボタンを押して撮影を開始します。
撮影する際は画面中央の矢印が黄色いガイドバーの上を進むように心がけます。
大きく上下にぶれた場合は撮影範囲を超えた部分が黒く撮影されます。
パノラマ撮影はユーザーが任意の範囲で終了することも可能です。
パノラマ撮影が継続中(横に移動中)でもシャッターボタンを押せばその時点で撮影終了となり、その時点までの撮影範囲を用いたパノラマ画像が作成されます。
ちなみにiPhone本体を横向きに構えて縦に動かすことで、高い木を1ショットで撮影するといった使い方もできます。
ぶれないように気をつけてゆっくり動かすことを意識しすぎると、かえって手ブレが大きくなることがあります。
どうしても手ブレを抑えたい場合はここでもやはり、水平(垂直)回転が可能な三脚などを用いることをオススメします。
最後に
iPhoneではカメラモードを切り替えることで通常のアスペクト比4:3の写真以外にも撮影することが可能です。
特にパノラマ画像はコンパクトデジタルカメラなどと比較しても操作が容易で、手ブレに対する補正も強く、使いやすく仕上がっています。
また、タイムラプスビデオもiPhoneを上手く固定できれば容易に作成可能ですので一度試してみてみてはいかがでしょうか。