iPhoneの設定アプリからリセットの項目を見ると『すべての設定をリセット』という項目があります。
iPhoneの動作が不安定になったときなどに行なうと改善されることがある操作なのですが、どうなるのか分からないという方が多いんじゃないでしょうか。
ここでは「すべての設定をリセット」を行なうと消えるものと消えないものをピックアップしていきます。
『すべての設定をリセット』とは?
設定アプリ内の『一般』の項目を進んでいくと操作可能です。
『設定アプリ』→『一般』→『リセット』→『すべての設定をリセット』 |
iPhoneの再起動を行なってもすぐにフリーズするなど動作が不安定になった場合、『すべての設定をリセット』を行なうと改善されることがあります。
『すべての設定をリセット』で初期化される項目
- Wi-Fi設定
- 通知設定
- コントロールセンター設定
- おやすみモード設定
- 画面表示と明るさ
- 壁紙&サウンド設定
- TouchIDとパスコード設定
- 位置情報サービス
- キーボード設定
- 機能制限の各種設定
- Spotlight検索の設定
- Siri
- アクセシビリティの各種設定
- アラーム設定
- iTunes/AppStore自動ダウンロード設定
- Appのバックグラウンド設定
など
『すべての設定をリセット』で消えない項目
- AppleID情報
- メールアカウント情報
- SNSアカウント情報
- 保存している写真&動画&音楽
- モバイルデータ通信設定
- 登録したユーザ辞書
- キーボードの変換学習
- メモの内容
- Safariで保存したパスワード&クレジットカード情報
- ホーム画面のアイコン配置
- インストールしたアプリ&アプリ内データ
- 位置情報サービス以外のプライバシー設定
- iCloudの同期設定
- 言語と地域
など
最後に
今回は『すべての設定をリセット』で消える設定と消えない設定をピックアップしました。
設定アプリ内の『すべての設定をリセット』の下にある『すべてのコンテンツと設定を消去』の選択した場合、完全に初期化されます(工場出荷状態)。
iPhoneを他の人に売却するなど、新しいiPhoneとして利用するとき以外は間違えないように気を付けましょう。
関連:iPhoneを本体のみ、またはiTunesから初期化する方法